「カクヨム」に中華系ファンタジー作品が増えているわけ

 最近では小説投稿サイトである「カクヨム」に中華系ファンタジー作品が多くなってきている傾向があります。

 中でも私が注目しているのは秋田大介さんが「楽天ブログ」と「小説家になろう」と「カクヨム」にて執筆している作品である「草原演義」と言う中華系ファンタジーのウェブノベル作品です。

 この物語は広大な草原を舞台にした英雄譚的な作品で、宿星に導かれたあまたの好漢たちが主人公で亡国の遺児である「インジャ」と出会い、「インジャ」を助けて草原を制覇していく物語となっています。

 この物語に入っている要素は「三国志」「水滸伝」「チンギス・ハーン」更には武侠小説の第一人者である中国の国民的作家である「金庸」などですが、「銀河英雄伝説」と言った日本の小説作品にもインスピレーションを感じるのではないでしょうか。

 更にこの作品のモチーフの2つに「漢文」と「歴史」があり、架空の中華系歴史の物語的な作品としても見られます。

 正にこの作品は「三国志」と「水滸伝」、「チンギス・ハーン」と「武侠小説」のいい所を一つにまとめた作品と言えるでしょう。

 最近では中華系ファンタジーの作品も増えているため、この機会に私がハマっている作品である「双星の天剣使い」という「七野りく」さんがファンタジア文庫で発行している中華系ファンタジー作品のこれまで発売された1巻と2巻、20日火曜日に発売される3巻を私のブログにて貼り付けさせていただきますので、中華系ファンタジー作品に興味のある方は是非、ご購入してみて下さい。